【売切】中世ネコのくらし 美術写本でたどる
※新品定価販売のお品です
イギリスで人気を博した『CATS in Medieval Manuscripts(中世装飾写本のネコたち)』(The British Library)の日本語翻訳版。
ネコは中世を通じて写本にしばしば描かれました。ネズミと共に大切なペットとして、時には寓話の賢いキャラクターや、悪魔の化身として……様々な姿で表現されてきました。本書では、中世ヨーロッパにて製作された貴重な装飾写本から個性的なネコのイラストを掲載。写本に描かれたネコたちはページの余白部分に描かれていることが多いため、本書では拡大図を豊富に掲載。ページの全体を掲載した書籍では分かりづらかった、細部の描写もじっくりとご覧いただけます。
定番の名前は?エサはもらえていた? 悪魔の化身として恐れられていた!?など、中世のネコたちの生活の様子や、中世に成立した物語からネコにまつわる逸話を紹介します。中世におけるネコのくらしや人間との関係性を魅力的に描き出した1冊です。抜け目がない働き者、すこし気の毒なネコ、ミステリアスなネコなど……現代とは少し異なる、個性豊かな中世ネコたちの日常を覗いてみてください。
- 筆者
- 著/キャスリーン・ウォーカー゠ミークル、訳/堀口容子
- 価格
- ページ数
- 96 P
- 発行年度
- 2024年
- 発行元
- 美術出版社
- サイズ
- 19.5x16x1.5cm
店長の感想
当店が大好物のジャンルの猫本です。中世においてあまり猫は描かれていないイメージですが、このようにあちこちの写本に登場します。あまり知られることのなかったヨーロッパ中世の猫事情を知るにはうってつけの本です。可愛くないけど可愛い猫たち・・・。本体の表紙からノックアウトされました!