【売切】風車小屋ねこカッチェ
※初版。表紙カバーつき。表紙に微スレありますが、全体的に美本です。
作者がオランダを旅行中、1421年の実際におきた洪水で、猫と赤ちゃんが生きのびたという話を聞いたことから生まれた話です。ねこのカッチェは粉屋のニコと暮らしていましたが、ニコにおよめさんが来てから居場所がありません。ある日、大洪水でカッチェは赤ん坊とゆりかごにのったまま流されます。
- 筆者
- 文/グレッチェン・ウェルフレ 絵/ニコラ・ベイリー
- 価格
- ページ数
- 32 P
- 発行年度
- 2002年
- 発行元
- BL出版
- サイズ
- 26.2 x 20.2 x 1 cm
店長の感想
ああ、ここにも健気で賢く勇気のある猫のお話が…と目頭が熱くなりました。この15世紀の洪水の後、人々はもっと頑丈な堤防を築いたのですが、それに猫に命を助けられた子供を祝って「キンダーダイク」という名前を付けたそうです。でも個人的には猫の名前をつけるべきだと思っています。写実的な猫の絵で有名なニコラ・ベイリーによる挿画がこの本をより魅力的にしています。