【売切】猫が小さくなった理由(わけ)
※初版。表紙に若干スレと縁ヨレ、押しキズあります。見返しに何かを剥がした跡が薄く残っていますが、中身は美本です。
人類は遺伝子の存在を知るはるか前から、そうと知らずに遺伝子にさまざまな操作を加えて、都合のよい「新たな」生命を育んできた。人間が自然を改変してきた歴史を平易に語る。
- 筆者
- スー・ハベル
- 価格
- ページ数
- 238 P
- 発行年度
- 2003年
- 発行元
- 東京書籍
- サイズ
- 19 x 13.4 x 2.6 cm
店長の感想
遺伝子工学の本ですが平易な言葉で丁寧に説明してあるので、そこまで難しい学術書ではありません。猫に1章割いて人間と猫との出会いから、「なぜイエネコは小さくなったか」を説き起こしていています。猫の他にも植物、蚕などがとりあげられており(まったく理系向きでない私にとっても)興味深い内容でした。人間は生命にどこまで関わっていくのでしょうか。
<目次>
第1章 人間と愛犬タッツィとトウモロコシ
第2章 マルチコーリス・マニアと蚕、そして、世界初の幹線路
第3章 ライオンと猫、小さくなった猫とネズミ
第4章 天上の山々と放牧地のリンゴ