【売切】猫国(にゃんごく)よもやま お菓子ばなし
※初版帯なし。若干角折れがありますが、全体的に綺麗な本です。
目の前にあるいとしきものは、猫かおやつか。おやつ猫か。猫と菓子の物語。
元祖猫国堂は、猫国(にゃんごく)という名の江戸を思わせる猫の国の老舗和菓子屋です。今の当主は商売上手な2代目の千兵衛(せんべえさん)。そもそもは、菓子職工の間で”神“と崇められる伝説の匠である初代(大変な男前!)が、猫国七福神様にお供えする菓子を考案し、名をあげたのが店の始まりです。看板菓子には、三代目が考案した上生菓子の「したり顔」「見あげれば」「福招き」はじめ、「キメ団子」「忍び団子」といった猫ならではのお菓子や、お菓子にちなんだ季節の行事「おやつ合わせ」「きなこ浴びせ」「うろうろづつみ」「ぺろりんまつり」などなど。作る猫、食べる猫、踊る猫、寝る猫……甘いもの大好きな猫たちの国の、猫にまつわるお菓子の暮らし。どこを読んでも甘くておいしい。着物を着た二足歩行の猫たちの国、猫国のお菓子の物語。
- 筆者
- 元祖ふとねこ堂
- 価格
- ページ数
- 80 P
- 発行年度
- 2017年
- 発行元
- KADOKAWA
- サイズ
- 21×15×1cm
店長の感想
作者の国芳へのオマージュがひしひしと伝わってくる、楽しくゆかいなお菓子と猫の本。こんな可愛いおやつがあったら・・・絶対に食べれられません!
なお、当店には作者の『元祖ふとねこ堂』さんの作品が飾られています。
作家紹介
〈元祖ふとねこ堂〉
絵師。ねことお菓子を主体にしたイラスト、意匠、遊び道具などを製作。本のカバー絵、雑誌でのイラストなど多方面に活躍中