【売切】名作には猫がいる
※新品定価販売のお品です
長靴をはいた猫』ペロー
『吾輩は猫である』夏目漱石
ヘミングウェイの飼い猫
古来から人間は猫に惹かれ、その姿を物語に記してきた。愛らしいペット、気まぐれな狩人、崇拝の対象、魔性の存在など、人間との複雑な関係を反映したさまざまな顔がある。猫が文学の世界に残してきた消えない足跡をたどる。
猫は、幼い頃に初めて読んでもらった本から、世界中の人々に読みつがれてきた不朽の名作まで、さまざまな作品に登場する。文芸小説やサイエンスフィクション、詩などのジャンルを問わず、名だたる登場人物と行動をともにすることもある。最初期の物語――つまり今日の文学文化のもとになった神話や伝説――のなかでも、猫は定番のキャラクターであり、生き生きとした魅力をもって描かれている。よく観察してみると、意外なところに猫の足跡が見つかるだろう(本文より)
かわいらしいペット、気まぐれな狩人、崇拝の対象、魔性の存在――古今東西さまざまな姿で物語に登場する猫。作家の相棒、職場の人気者など実在の猫の記録までを網羅した、猫好きのための一冊。
<目次>
第一章 有名な猫
第二章 古典の猫
第三章 詩の猫
第四章 児童文学の猫
第五章 しゃべる猫
第六章 作家とその猫
第七章 SFの猫
第八章 ノンフィクションの猫
第九章 英米文学以外の猫
- 筆者
- 著/ジュディス・ロビンソン & スコット・パック 、訳/駒木令
- 価格
- ページ数
- 256 P
- 発行年度
- 2022年
- 発行元
- 原書房
- サイズ
- A5判