【売切】猫の古典文学誌 鈴の音が聞こえる(文庫版)
※2015年第3刷、新品定価販売のお品です。
猫の魅力、そして猫とともに生きる喜びをいきいきと描いた、数々の古典文学を紹介する。平安王朝文学に描かれる「ブランド品」として愛玩される唐猫から、『徒然草』の「ねこまた」、禅僧に愛され禅問答の公案にもなった猫、秀吉の朝鮮出兵に従軍した猫、芭蕉の句に描かれる「猫の恋」、西鶴の浮世草子に出てくる猫のノミ取り屋まで、日本の古典文学に著された歴々の猫が揃い踏み。学術文庫版ボーナスとして、かの『吾輩は~』の猫についてのエッセイも収録。
- 筆者
- 田中貴子
- 価格
- ページ数
- 224 P
- 発行年度
- 2014年
- 発行元
- 講談社
- サイズ
- 単行本
店長の感想
日本の古典文学に登場する猫たちを知るのに最適の本だと思います。単行本が絶版になり悲しいことに久しく入手できませんでしたが、これは手軽にお買い求めになれます。しかもボーナスエッセイ付きのお得な本です。挿画も沢山入っており、猫好き&古典文学好きには外せない1冊でしょう。