【売切】吾輩も猫である
※初版新品定価販売のお品です。
「ねね、ちょっと、私だって猫なんですけどぉ~。名前はまだ無いんですけどぉ~」夏目漱石没後100年&生誕150年記念出版! 明治も現代も、猫の目から見た人の世はいつだって不可思議なもので……。猫好きの人気作家8名が漱石の「猫」に挑む! 気まぐれな猫、聡明な猫、自由を何より愛する猫、そして、秘密を抱えた猫――。読めば愛らしい魅力があふれ出す、究極の猫アンソロジー。
- 筆者
- 原田マハほか
- 価格
- ページ数
- 211 P
- 発行年度
- 2016年
- 発行元
- 新潮社
- サイズ
- 文庫本
店長の感想
夏に出た『小説新潮』の猫アンソロジーが文庫になりました。原田マハさんの「飛梅」に当店の新入りのことが描かれています。数奇な運命で京都から筑紫(福岡)にやってきた公家猫の若君。ほぼ実話です。手前味噌で申し訳ないのですが、彼の小さい頃を思い出して、いつ読んでもじ~んときてしまいます。