【売切】大佛次郎と猫: 500匹と暮らした文豪
※初版帯つき。新品定価販売のお品です。
『鞍馬天狗』『パリ燃ゆ』『赤穂浪士』などの小説で知られる国民的作家・大佛次郎。たいへんな愛猫家としても知られ、家には常に10匹以上の猫がたむろしていました。《生活になくてはならない優しい伴侶》として、生涯で500匹以上の猫と生活を共にしたとか。また童話『スイッチョねこ』や、猫にまつわるエッセイをまとめた『猫のいる日々』は、現在も読み継がれているロングセラーです。そんな彼が蒐集した300点にものぼる猫グッズ、自身が撮影した猫の写真、猫の浮世絵・おもちゃ絵などから厳選し、心温まるエッセイとともに収録しました。これまでほとんど公開されてこなかった猫コレクションの全貌が明らかになります! 現在ではお目にかかれない国内外の素晴らしい猫の人形や、『スイッチョねこ』のさまざまなバージョンの挿絵、単行本未掲載だった文章など貴重な資料満載で、猫好きにはバイブル的存在となるでしょう。<出版社のサイトより転載>
- 筆者
- 監修/大佛次郎記念館
- 価格
- ページ数
- 111 P
- 発行年度
- 2017年
- 発行元
- 小学館
- サイズ
- ソフトカバー21 x 14.8 x 1 cm
店長の感想
いやぁ、ついに伝説の猫文豪、大佛先生登場です! 彼と(家族の)猫にまつわるエピソード、愛蔵の「ネコレクション」が豊富な資料や写真と共に紹介されている大満足の1冊で、編集者のただならぬ熱意を感じました。裏表紙の写真は特に有名ですが、猫と一緒にいる時の大佛先生の和やかで愛しげな表情もたまりません。個人的には朝日新聞に連載されていた頃の「スイッチョねこ」の猪熊弦一郎の挿絵に興奮しています。